親子間売買のメリット、デメリットは?

メリットやデメリットを知りたいのですが。
任意売却119番に寄せられるご相談のなかで、親子間売買のご相談はそれほど多くありません。
子供の結婚や新生活への影響、両親への負担を考えると、まったくの第三者に買い取ってもらうほうがいいと考える方が多いからかもしれません。
そこで親子間売買について、どのような影響(デメリット)があるのか? を挙げてみます。
親子間売買のデメリット
- ほとんどの金融機関が親子間売買での融資を積極的に行なっていない
- 融資してくれる借入先はあっても金利は高めに設定される事が多い
- 親子の場合、相続や贈与により売買よりも格安で不動産を取得できるはずなのに、なぜ費用がかかる売買を選択するのか納得しづらい点があり融資が通らないケースがある
- 生前贈与になる可能性もありその場合は贈与税がかかる場合がある(税金問題)
- 今後子どもが結婚したときに新たなローンを組む可能性があるが、一度住宅ローンを組んでいるので組みにくい事が考えられる
- 住宅ローンとは自己居住のための取得であるので、親だけが住む場合は原則に背くことになる
- 引き受けてもらえる業者が少ない
- 売買される価格が適正でないケースが多いこと
親子間売買のメリット
- 親子間の売買なので安心できる
- 相続対策としても対応できる
- 引越しせずに住み続けられる
「リースバック」という選択肢
リースバックとは家を第三者(信頼できる個人投資家や投資会社)に一旦売却し、その家主と賃貸契約を結び、その後は賃料を支払いながら利用し続けるシステムです。誰にも事情を知られる事なく今まで通り住み続けることができ、任意売却の発展系とも言われています。まとまった資金ができれば再び買い戻すことも可能です。
詳しくは リースバック・住宅ローン困難のまま住み続ける をご覧ください
