2026/09/30(公開: 2026/09/16)
代位弁済通知が届いたら?意味と今後の流れを解説
「保証会社が代わりに返済したという通知が届きました。私の借金は、なくなったということでしょうか?」
こんにちは。任意売却119番で無料電話相談を担当しているスタッフです。
「代位弁済」という言葉は、住宅ローンの滞納が続くまで、ほとんどの方が耳にしないものです。通知が届いても、何が起きたのかわからないままお電話をくださる方も多くいらっしゃいます。
今日は、代位弁済とは何なのか、通知に何が書かれているのか、そしてこのあとどうなるのかをお伝えします。
代位弁済とは?請求される相手が変わることです
代位弁済とは、住宅ローンの返済が滞ったときに、保証会社があなたに代わって金融機関へローンの残額を一括で返済することをいいます。これによって、次のような変化が起こります。
- 保証会社が、あなたに代わって金融機関へ残額を一括で返済する
- 返済を求めてくる相手が、金融機関から保証会社に変わる
- 保証会社は、立て替えた金額をあなたに一括で請求する
ここで一番誤解されやすいのが、「保証会社が払ってくれたのなら、自分の借金はなくなったのでは」という点です。残念ながらそうではなく、返済する義務はそのまま残り、請求してくる相手が変わっただけ、というのが実際のところです。
通知に書かれている内容
代位弁済通知には、おおむね次のような内容が記載されています。
- 代位弁済が行われた日付
- 保証会社が立て替えた金額(元金・利息・遅延損害金の内訳)
- 今後の請求先となる会社の名前と連絡先
- 支払いについての案内
通知の差出人は、金融機関のこともあれば、保証会社やサービサー(債権回収会社)のこともあります。聞いたことのない会社名で届いて驚かれる方もいらっしゃいますが、書かれている会社名と連絡先はこの先の手続きで必要になりますので、控えておいてください。
いつ届くのか、このあとどうなるのか
代位弁済の通知は、滞納が始まってしばらく経ってから届きます。一般的な流れは次のとおりです。
- 滞納1〜3か月:金融機関から電話・督促状・催告書が届く
- 滞納3〜6か月:期限の利益の喪失通知が届き、同じ頃に代位弁済が行われる
- 滞納4〜6か月:保証会社の申し立てにより、裁判所から競売開始決定通知が届く
期間は金融機関によって幅がありますので、あくまで目安です。ただ、代位弁済のあとは競売の申し立てへ進むことが多いため、ここからは時間の感覚を持っておきたい時期になります。
代位弁済は「終わり」ではありません
通知が届くと、もう打つ手がないように感じてしまう方が多いのですが、そうではありません。任意売却は、代位弁済のあとからでも進められます。
ただ、代位弁済を待つ必要はまったくありません。ご相談は滞納が始まる前でも、滞納したばかりの時期でも承っています。むしろ早く動き出したほうが、売却にかけられる時間を長く取れます。通知が届いていない段階でも、遠慮なくお電話ください。
交渉の相手が保証会社に変わっても、任意売却に応じてもらえるケースは多くあります。保証会社にとっても、競売より任意売却のほうが回収できる金額が大きくなることが多いためです。
「もう自分にはどうにもできない」と感じたときこそ、まだ手は残っています。お電話をいただければ、ご相談に乗ります。
よくあるご質問
Q、代位弁済の通知が届いたあとも、今の家に住み続けられますか?
A、通知が届いたからといって、すぐに家を出なければならないわけではありません。実際、住み続けながらこの先のことを考えていかれる方がほとんどです。ただ、いつまで住めるかは手続きの進み具合によって変わってきます。まずは今の状況をお聞かせください。お電話でご相談に乗ります。
Q、一括で払えと言われましたが、分割にしてもらえますか?
A、ご事情によって対応は変わりますので、この場でお約束はできません。住まいをどうするかによっても進め方が変わってきます。まずは今の状況をお聞かせください。お電話でご相談に乗ります。
まとめ
代位弁済通知は、請求してくる相手が金融機関から保証会社に変わったことを知らせる書類です。借金がなくなったわけではありませんが、同時に、すべてが決まってしまったわけでもありません。
通知が届いたら、そのままにせず、まずはお電話でお話を聞かせてください。早めのご連絡が、選べる選択肢を守ります。
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