全国対応・土日も受付・女性相談員在籍
お悩みの前に、まずは気軽にご相談ください

無料
相談

年中無休で受付中:AM7:00-PM11:00

0120-281-550

メール相談
無料相談

全国対応・土日も受付・女性相談員在籍

相談 電話相談(無料)

持分競売の入札直前に任意売却で解決した長崎市の事例

長崎市で、住宅ローンを完済していたにもかかわらず「持分競売」に巻き込まれたN様ご夫妻。

奥様のカードローン滞納をきっかけに、家の半分が競売にかけられるという予想外の事態に直面しました。

入札開始を目前に控え、任意売却で迅速に解決へと導いた実例をご紹介します。

なお、任意売却の全体像を知りたい方は、「任意売却とは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説」をご覧ください。

富永順三
  • この記事の監修者
  • 富永 順三 任意売却119番・代表コンサルタント
  • ・年間相談件数3,000~5,000件
  • ・8割以上の方が相場に近い価格で売却に成功
  • ・売却後の残りの返済額:月10,000円前後の方が多数
  • ・くわしい経歴→「競売体験者」だからわかります

持分競売の入札直前に任意売却で解決した長崎市の事例

長崎 任意売却 事例 N様(仮名)

長崎県長崎市:N様(仮名)

職業:自営業 / 年齢:59歳 / 家族:妻

【戸建て】住宅ローン残高:なし / 時価:1,400〜1,500万円

カードローン滞納から「持分競売」へ

長崎市にお住まいのN様ご夫妻。かつて自営業が順調だった時期に住宅ローンを完済していました。

しかし景気低迷とコロナ禍の影響で売上が激減。

奥様が家計を支えるために内緒で借りたカードローン80万円の返済が滞り、債権者からの差押通知が届きました。

対象は奥様が持つ共有持分の「2分の1」。ほどなく裁判所から期間入札通知書が届き、半分の持分だけが競売にかけられることになりました。

知られざる「持分競売」の危険性

持分競売とは、所有権の一部だけが売却対象となる競売です。

落札価格は通常の相場の3分の1前後まで下がることが多く、投資目的の業者や専門家が狙う分野でもあります。

落札者は後に「共有物分割請求」を使って、残る共有者に持分の買取提案や、最終的に換価分割(売却)を求めることができます。

つまり、知らない人が半分を買えば、最終的に家全体を手放すリスクが出てくるのです。

N様ご夫妻も最初は「半分だけなんて買う人はいないだろう」と思っていましたが、実際に「入札検討中」と名乗る業者が現れ、ようやく事態の重大さを理解しました。

任意売却での迅速な対応

奥様にはほかにも2社からの借入があり、親族からの一時的な支援では根本的な解決に至らないと判断。

任意売却119番にご相談いただき、即日で債権者(カード会社・サービサー)への調整を開始しました。

任意売却による解決の流れ

  • 査定価格:1,400〜1,500万円(戸建て・長崎市内)
  • 成約価格:1,480万円(地元不動産業者による買取)
  • 売却経費:仲介手数料・登記費用・滞納分合計 約70万円
  • 残債整理:カードローン80万円+他2社分120万円 → 売却代金で全額清算

入札開始の3日前というギリギリのタイミングでしたが、申立債権者の取下げ手続きが受理され、競売手続は取消

同時に差押抹消を行い、売買代金から債権者への弁済・登記費用を同時決済で処理しました。

関連記事:任意売却の流れが図解でわかる!相談から引き渡しまでの手順をやさしく解説

売却活動の進め方

時間的猶予がないため、地域密着の不動産会社3社と情報を共有し、即日で現地調査・写真撮影を実施。

リフォーム履歴や建物維持状態を評価し、現金買取業者との交渉を最優先に進めました。

最終的には即現金決済条件の買取業者と合意し、相場よりやや高めの1,480万円で成約。

全債務の完済と生活再建資金の確保が同時に叶いました。

任意売却を終えたN様のご感想

長崎 任意売却 事例 N様(仮名)

最初は“持分の競売なんて買う人はいない”と思っていました。

でも、実際に『入札を検討している』という見知らぬ人が家に来たとき、足がすくみました。

任意売却で間に合わなければ、家も心も壊れていたと思います。

担当コンサルタントの所感

富永順三

持分競売は一般の方には馴染みがなく、対応が遅れるケースが多いです。

特に共有名義のご家庭では、どちらか一方の借入が原因で思わぬリスクに直面します。

競売開始の直前でも、任意売却で回避できる可能性は十分あります。

関連記事:競売開始決定通知書が届いた後でも任意売却できる?

住宅ローン完済後も油断は禁物

取材実績:テレビ朝日スーパーJチャンネルで当社の任意売却支援が紹介

住宅ローンを払い終えても、カードローン・税金滞納などの債務が別経路で差押えに発展することがあります。

特に夫婦共有名義の場合は、相手の債務状況も確認しておくことが重要です。

今回のケースは「あと3日」でも諦めなかった結果、競売を回避できました。

時間との戦いになることが多いため、少しでも不安を感じた時点で専門家へご相談ください。

どこに相談すれば良いか迷われている方へ。 状況をお聞かせいただければ、最適な進め方を無料でご案内します。 ▶ 今すぐ電話で無料相談(0120-281-550) 💬 LINEで無料相談(匿名OK・全国対応)

関連記事

任意売却について知りたい方へ

任意売却の事例