夫の懲戒解雇で収入ゼロに。任意売却で再出発した葛飾区水元の事例

突然の「懲戒解雇」で住宅ローンの支払いが不可能になった。
東京都葛飾区にお住まいのR・S様（38歳）は、夫の不祥事をきっかけに、家族の生活が一変しました。
退職金もなく収入が途絶えるなか、「この家だけは守りたい」と必死に金融機関へ相談しますが、名義変更も借り換えも叶わず、次第に返済が滞ることに。
最終的に、任意売却によって家を手放す決断をされた経緯を紹介します。

なお、任意売却の全体像を知りたい方は、「任意売却とは？仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説」をご覧ください。

夫の懲戒解雇で収入ゼロに。任意売却で再出発した葛飾区水元の事例

夫が勤務先で不祥事を起こし、懲戒解雇。さらに元勤務先から告訴されるという想定外の事態でした。
購入からわずか4年、家族での幸せな暮らしが一変し、夫は無収入・退職金なしの状態に。ローン返済は急速に苦しくなり、私の収入だけでは到底まかないきれませんでした。

夫の名義を私に変更して家を守れないかと相談しましたが、ローンが残っている物件の名義変更は原則として認められません。女性向けローンでの借り換えも仮審査すら通らず、時間だけが過ぎていきました。

そんな時、昼休みにスマホで検索していて見つけたのが「任意売却119番」でした。
「売るしかない」と頭では分かっていても、感情が追いつかない。そんな私の気持ちに寄り添いながら、最善の方法を一つずつ提案してくれました。

任意売却による解決の流れ

• 査定価格：4,200〜4,300万円
• 成約価格：4,250万円
• 住宅ローン残高：4,400万円
• 売却時諸費用（仲介手数料・登記費用・印紙代等）：約90万円（売買代金から控除）
• 債権者への配分額：4,160万円
• 残債：4,400万円 − 4,160万円 ＝ 約240万円
• 不足分：ご両親からの支援で一括清算 → 完済扱い（信用情報登録なし）

販売開始から1週間で購入申込が入り、債権者の承諾後に速やかに契約。
刑事手続き中のご主人が署名できない期間もありましたが、司法書士立会いのもと委任状で対応し、無事に引渡し・残債整理まで完了しました。

売却活動はこう進めた

葛飾区水元エリアは、公園が多く子育て世帯にも人気の住宅地。
築浅マンションで管理状態も良かったため、販売開始から1週間で複数の内覧が入りました。
特にファミリー層からの反応が良く、2組目の見学者と価格交渉のうえスピード成約となりました。

任意売却を終えたR・S様のご感想

任意売却完了後、R・S様は離婚を選択。娘さんと2人の新生活を始めました。
最初は家を手放すことが怖かった。でも、借金もなくなり、ようやく前を向けた。
任意売却で家を手放したことで、心の重荷が取れました。

いまは賃貸で小さく暮らしていますが、あのとき決断して本当によかったと思います。

担当コンサルタントの所感

夫婦共有名義での任意売却は、調整が複雑になりやすい典型的なケースです。

今回のように「夫が不在・無職」「訴訟中」という状況でも、早期相談によりスムーズな解決につながりました。

また、完済扱いとなったため、将来の住宅ローン審査にも大きな影響を残さずに済んだ点も大きな成果です。

同じ悩みを抱える方へ

取材実績:テレビ朝日スーパーＪチャンネルで当社の任意売却支援が紹介

配偶者の事情や離婚が原因で住宅ローンの支払いが難しくなった場合、放置すると競売に進むこともあります。
しかし、早い段階で「任意売却」を選べば、信用情報・残債・生活再建のすべてにおいてダメージを最小限に抑えることが可能です。
ひとりで抱え込まず、まずは無料相談で状況を共有してください。

住宅ローンの返済に不安を感じたら、早めの相談を

状況をお聞かせいただければ、無理のない方法を一緒に考えます。 ご相談はすべて無料・秘密厳守です。

電話で相談する LINEで相談する

※お急ぎの方はお電話が確実です（受付時間 9:00〜23:00）

関連記事

任意売却について知りたい方へ

• 任意売却とは？
• 任意売却と競売の違いは？メリット・デメリットを図解で徹底比較

東京の任意売却の事例

• 【事例】年収320万に減少し住宅ローンが払えない家を任意売却で解決
• 【任意売却の事例】相続した家の住宅ローンが払えない。相続放棄せず再建したケース
• 滞納4か月の住宅ローンを任意売却と自己破産で整理した立川市の事例
• 任意売却の相談先選びを誤り競売予告を受けた葛飾区の事例
• リストラで住宅ローンを払えない状況を任意売却で解決した江戸川区の事例 
• うつ病で住宅ローン払えず任意売却を選んだ江戸川区の事例