中流の落日:社会構造の変化と任意売却
あれは、任意売却のことですか?
NHKスペシャル“中流危機” を越えて「企業依存を抜け出せるか」(二回シリーズ)の再放送を観た方からの問い合わせが。
「番組中に挙がったケースは、住宅売却後に約700万円もの借金が残ったとあったが、任意売却に当たるのか?」
借金を全部返しきれない状態で、不動産を売却するのが任意売却です。そのため、取り上げられたケースは任意売却に該当すると思料します。任意売却
平成は、徐々に終身雇用や年功序列賃金など、雇用慣行が終焉を迎え、企業が稼げず、所得が沈む悪循環に陥った時代でもあります。
かつての“一億層中流”と呼ばれた日本はすでになく、サラリーマンは決して安泰ではありません。世帯所得の中央値は、この25年で約130万円も減少し、消費税や各種保険料などの負担が増加しています。
外部リンク:NHKスペシャル放送案内
※画像はNHKウェブサイトから