全国対応・土日も受付・女性相談員在籍
お悩みの前に、まずは気軽にご相談ください

無料
相談

年中無休で受付中:AM7:00-PM11:00

0120-281-550

メール相談
無料相談

全国対応・土日も受付・女性相談員在籍

相談 電話相談(無料)

2021/08/20(公開: 2021/05/20)

リスケジュールで家は守れるのか?

◆リスケは根本的な解決とはなりづらい

”リスケジュール”を略して、リスケと言います。

一般に”支払い計画の変更”を指します。住宅ローンの支払いが苦しくなると、金融機関はまず『相談に来てください』と言いますが、それはつまり”最後まで払いきるために計画を立て直しましょう”ということです。主には、返済期間を延ばして、月々の支払いを軽くします。リスケの際に注意して欲しいのは、返済期間が延びる分、総支払額が増えてしまう可能性が高いという点です。

1.リスケが有効な場合:将来は確実に収支が改善することが確実である

リスケが有効なのは、一時的に収支が悪化している場合です。例えば…

・病気やケガで一時的に入院し、収入が減った

・子どもの学費が今だけ増大している

・退職金でローンを完済できる

・相続や保険の満期などでまとまった資金が入る

一定期間だけ経済的に苦しいならば、リスケで乗り切ることができる可能性が高いです。

2.リスケには種類がある

①支払いを待ってもらう

②一定期間利払いのみとする

③支払い計画全体を見直す

①は支払いを待ってもらう、ということです。具体的には、滞納している数か月分を、ボーナス受取時にまとめて支払う、といったものです。数か月以内の滞納消化ならば、その後の返済計画への影響も少なく、問題になることも少ないでしょう。

②多くの金融機関は、半年から最大2年程度、元本を据え置き、その期間だけ利払いを認めることがあります。利払い期間が過ぎると、猶予してもらった元本がその後の支払いに上乗せされたりして、以前より支払い額が増えることがあります。目先の負担だけ軽くしたものの、利払い期間を終了したとたん、滞納に陥る、といったその場しのぎとならないように注意しましょう。

③は最初に挙げた、”支払い計画全体の変更”です。多くは30年前後の長期ローンですから、返済期間を延ばすとその分、完済は後ろにずれます。老後の生活への影響なども充分に考えてから金融機関に申請することで、無理のない支払い計画にすることが大切です。

◆リスケ=黄色信号

リスケをすると、滞納がなくても金融機関にとっては、要注意債権となります。理由は、当初の支払い計画が達成できないからです。リスケをする以上、その借主の経済状態はギリギリかそれ以下であることは明白です。

特に、ローンを組んでまだ数年内なのに、もうリスケを考えている場合などは、おそらく残り数十年のローンは返しきれない可能性が高い、と言えるでしょう。

◆リスケで借金は増える

任意売却経験者の多くが『リスケをしたことがある』と回答しています。支払い期間を延ばした分、払うべき利息が増えるので、リスケの結果、借金が増えます。特に元本据え置きタイプ(利払いのみ)をした場合、その期間(多くは半年から1年程度)内に

月々の返済額が減っても、収入を上げないと経済状態は改善していないので、ちょっとしたきっかけで支払いが困難になりがちです。

◆注意しましょう:リスケの際、家族が巻き込まれるケースも

これまでの実例で、相談者の中にはリスケに応じてもらう代わりに、家族を保証人とするよう求められてしまった、というケースが複数あります。本来、ローンとは無関係であった妻子などが、連帯保証人としてローンに巻き込まれるのです。中には、特段の説明もなく、”奥様の署名押印と印鑑証明書をお願いします”と言われて、差し入れてしまった、というケースもありました。

リスケしたローンは先に説明した通り、金融機関は「要注意債権」と見なしているので、債権回収の確実性を高めるために、担保や連帯保証人を取りたい、という思惑はあるでしょう。

リスケの際、家族の署名・押印を求められた場合は、その目的を確認し、できるだけ家族を巻き込まないことです。中には、まだ社会人になりたてのお子さんをリスケの際の保証人にしてしまったことで、任意売却時にお子さんが多大な影響を被ったケースがいくつもあります。家一軒のために、何人もの人生を巻き込んでしまうのは、ナンセンスではないでしょうか。

事例:リスケをしても自宅を手放すケースが続出

1)リスケジュール後、年金生活になってもローンが終わらない

シニアの任意売却理由でもっとも多いケースです。多くは中高年で教育費に無理をした際、住宅ローンをリスケし、 年金生活になってもローンが終わっていません。退職しているのに、ボーナス払いがあるとかなり苦しいはずです。入院といったアクシデントあると、即ローンを滞納してしまいます。

2)転職で減収に。利払い期間後、すぐ滞納に陥った

昔は、転職=増収でした。しかし今はいくら売り手市場になったと言われても、「転職3回非正規雇用」という状況は変わっていません。給与は上がっておらず、可処分所得(実際に使えるお金)は、消費税や社会(国民)保険料をを差し引くと、大幅な収入減になっています。

3)カードローンのリボ払いで家計がジリ貧に

リボ払いの金利をご存知でしょうか?中には15%もの金利がかかっているカード会社があります。15%は、遅延損害金の利率より高いのです。リボ払いを使うと、借金は膨らむ一方となりがちです。限度枠内であればどれだけ使っても、支払額が一定、という安心感からつい必要以上に買い物をしがちです。忘れてならないのは、金利がこうも高いと、払っても借金が増えていくことです。

4)リスケジュールしたが売上が回復せず、ローン滞納に

これは事業をしている方に多いのですが、事業系・個人に関わらず借入のリスケジュールは可能です。会社の売り上げや経営には波があるので、完全に将来を予測したり、コントロールをすることは困難ですが、”とりあえず”のリスケは何度でもできるわけではありません。

◆まとめ

リスケジュールは近い将来、以前の経済状態に戻せる見込みがある場合に有効な手段です。”なんとかなるだろう”と、リスケに取り組むのではなく、最後までローンを払いきれるかどうかを見極めましょう。