ワンルームマンション投資で失敗し任意売却で生活を再建した実例
埼玉県さいたま市で実際にあった任意売却の事例です。
会社員のH様(30歳・独身)は、知人の紹介で購入した収益ワンルームマンションが原因で、多重ローンと空室リスクに苦しむことになりました。
最終的には任意売却によって再スタートに成功した経緯をご紹介します。
なお、任意売却の全体像を知りたい方は、「任意売却とは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説」をご覧ください。

- この記事の監修者
- 富永 順三 任意売却119番・代表コンサルタント
- ・年間相談件数3,000~5,000件
- ・8割以上の方が相場に近い価格で売却に成功
- ・売却後の残りの返済額:月8,000円前後の方が多数
- ・くわしい経歴→「競売体験者」だからわかります
目次
ワンルームマンション投資で失敗し任意売却で生活を再建した実例

埼玉県さいたま市:H・Y様(仮名)
職業:会社員 / 年齢:30歳 / 家族:独身
【収益物件】時価:合計で約4,000万円 / ローン残高:約6,000万円(2,000万円×3軒)
相談の経緯:知人紹介によるワンルーム投資の落とし穴
H様は当初、友人から「節税にもなるし、家賃保証があるから安心」と勧められ、都内のワンルームマンションを購入しました。
1軒目を購入したあとも、同じ販売会社の営業担当から立て続けに提案を受け、同じ建物内の部屋を3戸・総額約6,000万円で購入。
当時は順調に家賃収入が入っていましたが、数年後に家賃保証契約が一方的に変更。空室が増えたことでローン返済に追われ、経営が一気に赤字化しました。
「毎月10万円以上の持ち出し」「売りたくても売れない」状況に陥り、インターネットで任意売却119番を見つけて相談されました。
問題点の整理と任意売却の方向性
- 管理会社との契約内容が不透明で、途中解約も難しい
- 3軒ともオーバーローン状態(時価4,000万円/ローン残高6,000万円)
- 売却しても残債が残る可能性が高い
当社では、まず賃貸借契約やサブリース契約の内容を確認し、債権者との調整を並行して任意売却を進める方針をとりました。
販売会社や管理会社からの干渉もありましたが、粘り強く交渉を続け、3物件すべての売却を完了。競売に至ることなく解決しました。
相談員のコメント
いくら同意のもとで契約したとはいえ、H様は物件を一度も内見しておらず、入居者情報も知らされていませんでした。
若い社会人がこうした仕組みに巻き込まれるケースは少なくありません。
投資会社は「節税」「副収入」「年金代わり」などの言葉で勧誘しますが、仕組みを理解せずに複数物件を購入するのは非常に危険です。
今回は任意売却によって再出発でき、本当に良かったと思います。
任意売却を終えたH様の声
購入のきっかけが知人の紹介だったので、まったく疑っていませんでした。
2軒目、3軒目も営業トークに流され、気がつけば3件のローンを抱えていました。
正直、毎日不安で、誰を信用していいのか分からなくなっていました。
任意売却119番さんに相談して、ようやく光が見えました。
今後は残債を月4万円ずつ返済していきますが、空室リスクに怯える日々から解放されて気持ちが楽になりました。
担当者からのアドバイス:投資マンションの任意売却で注意すべき点
- サブリース契約(家賃保証)の内容を確認すること — 家賃減額・途中解除条項に要注意。
- 複数物件をまとめて任意売却できるケースもある — 債権者が同一なら一括交渉が可能。
- 売却後の残債交渉 — 金融機関と分割返済の合意を得ることが重要。
投資用ワンルームで困っている方は、早めに専門家へご相談ください。
投資マンションのローン返済が苦しい方へ
任意売却119番では、投資物件やサブリース契約トラブルの相談も無料で受け付けています。
※お急ぎの方はお電話が確実です(受付時間 9:00〜23:00)
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