物価高と任意売却の関係
<朝日新聞デジタル>
住宅ローン借り換えキャンペーン多数
円安などの要因から、じわじわと物価が上昇していますね。
食品や光熱費はダイレクトに実感しますが、気になるのは変動金利で借りている住宅ローン。
長らく低金利が続いたこの国では、各金融機関の顧客獲得競争もあって、住宅ローンの変動金利が低く抑えられてきました。最近では、金利は上昇しているものの、借り換えによる新規顧客の獲得を狙って、さまざまなキャンペーンが提供されています。
物価高と任意売却
しかし、いくら金利が低いままであっても、借りたお金の元本は減りません。生活費が上がったのに、収入が頭打ちのままですと、当然に生活水準は落とさざるを得ません。ただし、節約にも限界があります。
まず見直しをすべきは住居費や通信費といった固定費というのが王道ですが、同時に(リスクの少ない手段で)収入を増やす方法も検討しなくてはなりません。
どこから削れば分からない、使途不明金が多い。借金が徐々に増えているという場合は、かなり危険と言わざるを得ません。早急にファイナンシャルプランナーなど、家計相談ができる先に対策が打てる収支がどうか判断してもらいましょう。というのは、任意売却の相談に来られる方々の多くは、行き詰まるまで誰にも相談せず、借金頼りの生活をする傾向にあります。
今回の物価高は序章に過ぎず、ここからまた再値上げを予定しているものも多いと囁かれています。
『どこまでなら、節約で対応できるか。』
『いくらまでなら、支払い可能か。』
今の時点で家計をくわしく紐解いておく必要がありそうです。