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(46)多重債務者です。任意売却後の借金についても相談できますか?

多重債務についてもご相談を受けております。任意売却をなさる方の多くは、住宅ローン以外の借入があるものです。私どもは、不動産を担保としたローンのご相談を中心にご案内しておりますが、カードローンや消費者金融、フリーローンはもとより、未納の税金などについて一切関知しないわけではなく、総合的な案内やサポートが可能です。


●多重債務と任意売却

多重債務とは、カードローンや消費者金融など金利の高い借入が何社からもがある状態を指します。特に、生活費や当座の支払いを他の借入れでまかなっている場合、行き詰るのは時間の問題です。任意売却をする方の多くは、住宅ローン以外にも借入や税金滞納があるものです。

当然、任意売却で家を手放しただけでは借金は消えません。自宅を売却した後、賃貸の家賃や消費者金融やカードローン、おまけに住宅ローンの残債務を支払わなければなりません(自己破産をしない場合)。税金の分納もあれば、任意売却で生活の立て直しが可能なのかどうか、不安に感じることでしょう。


●多重債務に陥った場合、任意売却をするには
住宅ローン以外の借金は、自宅購入後に借り始めたケースが多いものです。そもそも住宅ローン審査を受ける際、金利の高い借入があると、融資はほとんど却下されるからです。

家の維持には思いのほか費用がかかります。家を買ってしばらくすれば「不動産取得税」が。春には「固定資産税」。保険料や修理修繕など、家の所有者になると、賃貸や親元で住んでいた時よりも出費がかさみがちです。

カードローンなどを一時的に利用するつもりが、慢性的な自転車操業となり、家のローンも払えなくなる…。これが任意売却をなさる方の主な経緯です。なお、借り入れ状況に関わらず、住宅ローンが払えないときは、任意売却申請が可能です。ローン支払いが遅れがちになったり、明確にローンの算段がつかない時は、早めに相談をしてください。正確な情報収集がカギです。


●任意売却に関係する借金と、無関係な借入れがある

同じ多重債務でも、住宅ローンや差押え登記など不動産に関係のある借金と、無関係の借金があります。
住宅ローンを借りる際、金融機関は「抵当権」といって、融資する不動産に担保権を設定します。貸したお金を返さない場合は、この担保を換金してお金を回収するためです。

一方、消費者金融やカードローンなどは、担保を取らないことが多いため金利も高くなります。担保設定がない場合は、任意売却で関わることはまずありません。ただし、無担保借入れでも仮差押えや競売での参加差押えで交渉先となることはあります。


●無担保のローンは訴訟多発
任意売却に関わりがない、とカードローンなどを放置するのは危険です。無担保の借金の場合、裁判所に訴え、『債務名義の取得』をすることが多くあります。この債務名義を以って、債務者の口座や給与、所有不動産をを差押えることが可能になります。少額の滞納でも積極的に裁判所手続きを取りますので、滞納する際は注意が必要です。

●任意売却後の残債務は、消費者金融の借入と同じようなもの
任意売却を終えても、多くの場合は借金が残ります。これはすでにローン(信用をもとに分割で返すこと)とは違います。任意売却後の借金は、担保の家がなくなった以上、無担保の借金として残ります。位置づけとしては消費者金融への借入に近いと言えます。ただ、住宅ローン破綻を経て残った借金なので、その返済については、債権者と債務者間でどのように払っていくか話し合うことができます。


●任意売却 体験談
Oさん 埼玉県浦和市 50代男性

<任意売却に至った経緯>
■早期退職応募がきっかけの収入減
家を買って3年目、30代の終わりに勤務先の早期退職に応じたのが、暗転の始まりです。当時はまだ景気もそこまで落ち込んでおらず、すぐに転職先が見つかるだろう、と夫婦で思っていました。割り増しの退職金を得て、しばらく旅行や家族との時間を楽しんだあと、就職活動を始めました。でも丸3年、どこからも採用通知は得られませんでした。

貯金も底を尽き、さすがにプライドを捨てなくては、と、採用通知が手っ取り早くもらえる所を探しました。まず、保険会社の営業職になったのですが、試用期間の半年内で契約高が基準に満たなかったため、そのまま失職。すでに40代半ばとなっていたので、社会保険加入を目当てに警備会社でガードマンとなりました。ところが勤務して4年目に当時同じシフトで働いていた同僚が横領で逮捕されたのです。私は無関係であることは証明できたのですが、彼の行動に不審な点があることに気づきながらも報告していなかったので、退職せざるを得ませんでした。今はタクシー運転手をしています。

■知らないうちに多重債務者に
結局、収入は10年以上会社員時代の半分以下のままです。妻が派遣社員となってフルタイムで頑張ってくれていたのですが、子どもの高校の卒業式の翌日に離婚届を置いて子どもといなくなりました。督促を受けて分かったのですが、妻が私名義でカードローンや消費者金融で限度額いっぱいまで借りていました。当初の契約は妻に言われるまま私がしたのですが、その後どうしているのかは聞かされていませんでした。

<任意売却で家を手放す>
愚痴を聞いてくれた運転手仲間が任意売却を教えてくれました。彼の姉夫婦が任意売却をしたそうです。他にも身近な人たちが任意売却や競売で家を手放した、という話が出てびっくりしました。意外と住宅ローンが払えなくなる人がいるんだな、と。

任意売却119番に問い合わせて依頼し、私はカバン一つ分だけの荷物で勤め先の寮に入りました。家族との思い出の品は見るだけ空しいので、全部自分で自治体のクリーンセンターに運び込んで、廃棄しました。過去を処分するのにかかった費用は数万円でした。今は大企業での勤務経験があることも、家庭があったことも遠い記憶です。

家は任意売却で売れました。カードローンや消費者金融からおびただしい数の着信履歴が入っていました。知らない番号には出ないことにして対応していません。裁判所からの通知も来ていたし、もう破産しても構わないのですが、万が一給与を差し押さえられても手取りの4分の1までなので、実際にそうなってから考えようと思います。開き直るしかありません。

<任意売却119番より>
住宅ローンの残債務については、月1万円ずつを振り込むことで決着がついた、と聞いております。私たちは残債務の交渉方法はご案内できますが、同席はできないため、相談者から結果を聞くのみです。

『今後のことはなるようにしかならない。相手の出方を見てから考えますよ。私から取れるものもないんですから。』と、おどけた口調でこの体験談に応じてくださいました。