任意売却・豊富な解決事例

ケース別 解決事例
「住宅ローンがこれだけ残っていて、本当に売却できるのか不安…」
「自分のような状況でも、任意売却で解決できた人はいるのだろうか?」
このようなお悩みを多くのお客様からいただいております。
実際に任意売却を成功された方々にも、それぞれ異なるご事情や背景がありました。
ここでは、住宅ローンの支払いが難しくなった方が、任意売却でどのように再出発されたのか、具体的な解決事例をご紹介します。
同じような境遇の方の事例を参考に、少しでも未来への道筋を見つけていただければ幸いです。
【収入減】突然の収入低下で住宅ローンの支払いが困難に。任意売却で新たな生活へ


関東圏
山下様(仮名)
職業:建設関係
年齢:43歳
家族:子供2人
物件:マンション
ローン残債:約2,400万円
時価:1,750万円
18年前、モデルルームでひと目惚れした3LDKのマンションを、3,480万円で購入しました。頭金ゼロ、35年ローンでのスタート。当時は若さと体力に自信があり、月々13万5千円の返済も「大丈夫」と感じていました。
ところが、景気の悪化とともに仕事が激減。年収は700万円から420万円へと大幅にダウン。成長期の子どもたちにかかる生活費も増え、次第に住宅ローンの支払いが難しくなっていきました。
「自己破産すればローンが免除される」という話も耳にしましたが、連帯保証人である家族に迷惑をかけたくないという思いから、その選択はできませんでした。
そこで私が選んだのは「任意売却」でした。売却後も残った債務は、できる範囲で少しずつ返済しています。現在は郊外のアパートで、子どもたちと静かに、そして前向きに暮らしています。
【収入減】年収1,000万円から360万円に急落。住宅ローンが重くのしかかり、任意売却で生活再建へ


東京都
田中様(仮名)
職業:証券会社勤務
年齢:48歳
家族:妻・子供
物件:マンション
ローン残債:約4,000万円
時価:3,280万円
かつては、年収1,000万円を超える年もありました。そんな中、4,500万円の3LDKマンションを購入。頭金も1割入れていたため、ローンに不安はありませんでした。
私は証券会社で営業職に就いており、歩合給で高収入を得ていました。しかし時代は変わり、インターネット証券の普及により、手数料の高い対面営業のニーズが急速に減少。店舗の統廃合が進み、私は早期退職を勧められて関連会社へ出向となり、年収は一気に360万円まで落ち込みました。
生活は一変。これまで楽しんできた旅行や車の買い替えは夢のような話になり、食費を削る日々。慣れないパートに出た妻は、心身に不調をきたすようになってしまいました。
住宅ローンの支払いは限界。マンションの売却に妻は強く反対しましたが、現実として支払えないものはどうにもなりません。私たちは「任意売却」という選択をすることで、ようやく新しい生活の第一歩を踏み出すことができました。
【会社員の方】なかなか売れなかったローン付き不動産。任意売却でようやく前に進めた事例


関東圏
曽根様(仮名)
職業:情報通信会社勤務
年齢:43歳
家族:妻・子供2人
物件:マンション
ローン残債:約2,000万円
時価:1,400万円
15年前、将来を見据えて3LDKのマンションを3,650万円で購入。頭金に650万円を用意し、都市銀行から3,000万円の住宅ローンを借り入れました。当時は安定した収入があり、将来的な不安はありませんでした。
しかし、数年後から徐々に景気が悪化。仕事の依頼も減り始め、昨年には年収が当初の半分近くの550万円にまで下がってしまいました。生活は厳しくなり、住宅ローンの支払いもままならない状況に。
地元の不動産会社に相談したところ、「ローンが残っている不動産は、債権者の同意がなければ売却できない」と言われました。そして債権者からは、「相場の1,400万円を大きく上回る1,900万円以上であれば売却可」との回答。現実離れした価格では買い手が見つかるはずもなく、3ヶ月が経っても売却のめどは立ちませんでした。
このままでは生活が立ち行かない…。そんな時、「任意売却119番」の存在を知り、相談することに。専門的な交渉により現実的な価格での販売が可能となり、ようやく買い手が見つかり、再スタートを切ることができました。
【会社員の方】将来を見据えて購入したマイホーム。住宅ローンが人生の重荷に


神奈川県平塚市
M・T様
職業:会社員
年齢:39歳
家族:妻・子供
物件:マンション
ローン残債:3,300万円
時価:1,980万円
「家は若いうちに買ったほうが得」と考え、14年前にマンションを購入しました。当時は将来的な昇給を見込んで「ゆとりローン」を利用。初期の返済は無理なく行えていたものの、収入は思うように伸びず、返済額が増えるタイミングで生活が圧迫されるようになりました。
一度はリスケジュール(返済条件の見直し)で月々の負担を軽減し、なんとか支払いを続けていました。しかし、不況の影響でさらに収入が減少し、いよいよローンの支払いも限界に。
「家を持っていることが、こんなにも重荷になるなんて…」そう感じたとき、私は「任意売却」という選択を決断しました。
現在は実家の近くにある戸建住宅を格安で借りて暮らしています。通勤時間は倍になりましたが、生活コストを抑えられたことで、子どもの教育費にもきちんとお金を回せるようになり、精神的にも落ち着いた日々を過ごせています。
【離婚した女性】元夫のローン滞納に気づかず突然の競売通知。任意売却で子どもと生活を守った事例


埼玉県川越市
Y・M様
職業:無職
年齢:34歳
家族:子供1人
物件:マンション
ローン残債:2,845万円
時価:2,200万円
離婚後、元夫名義のマンションに子どもと2人で暮らしていました。住宅ローンは「養育費の代わりに元夫が支払う」との約束でしたので、安心して生活を続けていたのです。
ところがある日、「担保不動産競売開始決定通知」という書類が裁判所から突然届き、事態は一変。驚いて元夫に連絡を取ると、「昨年から収入が減っていて、ローンの支払いができていなかった」とのことでした。
競売を避けるため、すぐに「任意売却119番」へ相談。元夫と再び関わるのは正直気が進みませんでしたが、担当の方が丁寧に間に入り、同意を得ることに成功しました。
幸い、購入希望者も早く見つかり、子どもの転校を避けられる近隣の賃貸物件も紹介していただき、すぐに転居。先の見えなかった不安な毎日から解放され、今は子どもとの落ち着いた暮らしを取り戻せています。
【自営業の方】不況で客足が激減。事業継続が困難に…任意売却で家族を守る決断


岐阜県可児市
T・K様ご夫妻
職業:自営業
年齢:40歳代
家族:夫婦二人
物件:店舗付き住宅
ローン残債:2,100万円 + 500万円(事業資金)
時価:950万円
夫婦で小さな飲食店を営んでいました。地元に住む外国人労働者の方々にも支えられ、かつてはそれなりに繁盛していたお店です。
しかし、世界同時不況の波は、この町の経済を直撃しました。突然、客足がぴたりと止まり、売上は激減。しかも、ちょうどその直前に行った店舗改装の費用は借入金でした。売上がゼロに近い状態でも、家賃や光熱費、ローンの返済は容赦なくのしかかります。
気づけば滞納が続き、夫は「もう夜逃げするしかない」「いっそ死んでお詫びするしか…」と口にするように。そんな姿を見て、妻である私は「任意売却119番」に電話をかけました。
結果、任意売却により店舗兼住宅を手放すことになりましたが、専門スタッフのサポートでスムーズに引越しが完了。生活は一変しましたが、夫は今も元気で、料理の腕は変わりません。新天地でまた一からやり直そうと、前を向いて暮らしています。
【連帯保証人】友人の倒産で突然多額の債務請求。任意売却で大切な自宅を守ることができた事例


愛知県春日井市
C・B様
職業:元経営者
年齢:68歳
家族:妻・成人した子供2人
物件:戸建
借入金 :約7,300万円(連帯保証人としての債務)
収益物件の概算額 : 約 4,800万円
自宅の時価:約1,700万
「保証人にはなるな」と言われていたのに、どうしても断れず、友人の借入の連帯保証人となりました。内心では不安もありましたが、その不安は現実となり、主債務者である友人は倒産。そして突然、銀行から一括返済を求められる通知が届いたのです。
弁護士からは「自己破産」を勧められましたが、収益物件を手放すことは受け入れられても、若い頃に無理して購入した思い出の詰まった自宅だけは残したいという思いが強く、決断に迷っていました。
そんなとき、「任意売却119番」に相談。経験豊富なスタッフの支援で、複雑な債務整理と物件の処理を進めることができました。最終的には、旧知の経営者仲間が自宅を買い受けてくれる形となり、住み慣れた家を手放すことなく生活を続けられています。
また、以前からの課題だった事業承継も、この任意売却の過程で整理でき、長年抱えていた悩みがようやく一区切りつきました。
【リストラ】家を買って3年、突然の契約終了で返済不能に。任意売却で生活を立て直す選択


神奈川県横浜市
S・M様
職業:元契約社員
年齢:44歳
家族:妻・子供
物件:マンション
ローン残債:3,600万円
時価:2,840万円
私はブラジル出身で、日本人の妻と結婚したことをきっかけに日本国籍を取得しました。家族が増え、子どもも大きくなってきたタイミングで「安定した暮らしを」と思い、思いきってマンションを購入しました。
ところが、購入から3年後、突然、派遣契約の打ち切りを通告されました。長年真面目に働いてきたつもりでしたが、まさか自分がリストラにあうとは思いもしませんでした。
日本語が得意ではないこともあり、次の仕事がなかなか見つからず、収入はゼロに。毎月の住宅ローン返済が重くのしかかり、貯金もみるみる減っていきました。
このままでは生活が崩壊してしまう…。そんな時、「任意売却119番」に相談。言葉の不安にも寄り添ってもらい、無事に任意売却を完了することができました。
家を手放すことになったのは残念ですが、今は借金の不安から解放され、「これでよかった」と心から思えるようになりました。
【相続】父の急逝で相続が発生。どうしていいか分からなかった私たちが、任意売却で前に進めた事例


東京都足立区
T・I様
職業:無職
年齢:40歳
家族:兄・母
物件:戸建
ローン残債:3,200万円
時価:2,600万円
父が突然亡くなり、相続が発生しました。残されたのは父名義の自宅。しかし、病気で意思の疎通が難しい兄と、認知症の症状が出始めた母を抱え、私は何をどうすればいいのか全く分からず、呆然とするばかりでした。
私は当時無職で、住宅ローンの返済はおろか、生活費や医療費すら足りない状況。母と兄のわずかな給付金では、最低限の暮らしを維持するだけで精一杯でした。
何とかしなければと、いくつもの機関に電話しましたが「対応できません」と断られる日々。その中で唯一、「まずはやれるだけやってみましょう」と声をかけてくれたのが「任意売却119番」でした。
担当の方が丁寧に話を聞き、複雑な相続と住宅ローンの問題に対応してくださり、無事に任意売却を実現。売却代金で借金も完済でき、手続きにかかる諸費用もまかなうことができました。
現在は、高齢者・障がい者向けの公営住宅に母と兄とともに転居し、落ち着いた生活を送っています。あのとき、手を差し伸べてもらえたことに、今も感謝しています。
【収益物件】相続対策で建てたアパートが破綻。任意売却で責任ある終わり方を選択
宮城県仙台市
K・I様
職業:会社役員
年齢:61歳
家族:妻
物件:収益物件
ローン残債:1億2,500万円
時価:7,000万円
バブル期、相続税対策として先代から受け継いだ土地に駐車場を買い足し、約2億円を借り入れて一棟の収益アパートを建築しました。賃貸収入で安定経営を目指していましたが、バブル崩壊によって状況は一変。高金利と不動産価格の暴落、さらには築年数の経過による空室増加も重なり、事業は完全に行き詰まりました。
「先代に申し訳ない」「このままでは家族にも従業員にも顔向けできない」と思い詰め、生命保険で債務を清算することすら考えました。しかし、会社の将来、家族の生活を思えば、その選択はできませんでした。
銀行に再三相談しましたが門前払い。ついには「競売開始決定通知」が届き、最悪の事態が目前に迫っていました。そんなとき、「任意売却119番」にたどり着き、相談を決意。
専門スタッフの尽力により、入居者に迷惑をかけることなく物件を新たなオーナーに引き継ぐ形で任意売却を実現。債務整理とともに、心の整理もつけることができました。
【収益物件】友人に勧められ 節税になると思って始めた投資で失敗。任意売却で抜け出せた損失連鎖
埼玉県さいたま市
H・Y様
職業:会社員
年齢:30歳
家族:独身
物件:収益物件
ローン残債:約6,000万円 2,000万円×3軒
時価:合計で4,000万程度
友人の勧めで、「節税になる」「将来の資産形成になる」と聞き、収益用ワンルームマンションを購入しました。当時は一部上場企業に勤めており、収入にも余裕があったので、リスクは小さいと信じて疑いませんでした。
ところが、今思えばその安定収入こそが営業のターゲットだったのかもしれません。同じ販売会社から、同じ建物内の中古ワンルームを次々と3戸購入させられ、気がつけば家賃収入ではローンや管理費をまかないきれない「赤字経営」に。
さらに、中古ワンルームマンションの資産価値は短期間で大きく下落し、「売りたくても売れない」状況に追い込まれました。
そんなとき、「任意売却119番」に相談。市場価格を見据えた現実的な販売戦略と粘り強い交渉により、無事すべての物件を任意売却することができました。
投資の失敗で高くついた“勉強代”でしたが、安易な節税話に乗ったことを今は深く反省しています。これ以上借金を膨らませる前に決断できて、本当に良かったと思います。
【ゆとりローン】返済額が増え続ける住宅ローンに限界を感じ、任意売却で生活を立て直した事例
神奈川県相模原市
R・M様
職業:会社員
年齢:47歳
家族:妻・子供(高校生・中学生)
物件:戸建 築12年
ローン残債:約3,000万円
時価:1,980万円
ある日、ふと目に入った隣家の売り出し価格。それは、我が家とほぼ同じ時期・条件で建てられた住宅が1,980万円で売られているというものでした。その瞬間、「うちも今売れば、それくらいしか価値がないのか…」と愕然としました。
購入時に利用していたのは「ゆとりローン」。初期は負担が少なかったものの、収入が上がらないまま返済額は上昇し、月々の返済は16万円、さらに年2回のボーナス払いが各30万円。固定資産税も含めると、家計への圧迫は限界を超えていました。
このままでは家計が持たないと判断し、「債務超過」である事実と向き合い、任意売却を決意しました。家を手放すのは寂しさもありましたが、今では家賃8.5万円の賃貸で暮らし、ローン返済や税負担のない生活に大きく改善。
その結果、子どもの教育資金を計画的に貯められる余裕も生まれ、心にもゆとりが戻ってきました。任意売却という選択が、我が家にとって大きな転機となりました。
【収入減】被災者向け住宅ローンの“優遇”が裏目に。任意売却で家族の生活を守れた事例
兵庫県神戸市北区
K・K様
職業:元会社役員
年齢:55歳
家族:妻・子3人
物件:マンション
ローン残債:約2,500万円
時価:1,600万円
リーマンショック後、会社の業績が悪化し、賞与はゼロに。給与も大きく減り、住宅ローンの支払いが徐々に苦しくなっていきました。やがて滞納が始まり、「いっそ自宅を売ろう」と考えてローンの残高を調べたとき、思わぬ事実に直面しました。
私が利用していたのは、阪神淡路大震災の被災者向け住宅ローン。当初10年間の返済額が低く抑えられていた代わりに、元本はほとんど減っていなかったのです。これでは多少手出しをしても売却では完済できず、頭を抱えました。
「支払いが楽だから」と安易に選んでしまったことを後悔しましたが、もう後戻りはできません。そこで、任意売却119番に相談し、家族にとってできるだけ負担の少ない方法を模索しました。
幸いにも買主の方の理解を得られ、末娘の中学卒業まで引き渡しを延期してもらえることに。また、担当の方のアドバイスで公営住宅の申し込みも早めに行えたことで、スムーズに次の生活をスタートすることができました。
【収入減】職業上、自己破産はできない…。任意売却で仕事と生活を守った選択
福岡県北九州市
N・T様
職業:自営業
年齢:48歳
家族:妻・母・子供
物件:戸建
ローン残債:約2,500万円
時価:1,800万円
リーマンショック以降、収入が大きく落ち込みました。自営業という立場もあり、事業維持費が月50万円、生活費(母の介護費含む)で月30万円。収入を超える支出が続き、次第に家計は崩壊寸前に。
借金には強い抵抗がありましたが、親戚からの支援も得られず、やむなくカードローンに頼って住宅ローンの返済と生活費を補填。しかし、借入総量規制の開始が迫る中で「もう限界だ」と感じ始めました。
とはいえ、私は保険代理店を経営しており、自己破産すれば資格喪失のリスクがあるため、その選択はできません。まさに八方ふさがりの状況で、半ばやけになりながらも「任意売却119番」に問い合わせをしました。
結果、自己破産せずに任意売却で債務整理を実現。自宅は手放しましたが、車を残すことができ、営業活動は継続できています。おかげさまで仕事を失うことなく生活の再建ができました。
今思えば、カードローンに手を出す前に相談すべきだったと後悔しています。同じように職業上の制約がある方には、早めの行動を強くおすすめしたいです。


