任意売却の無料相談 住宅ローンの滞納・競売・差押でお困りの方へ 今すぐ電話相談、面談相談をお受けします。

任意売却失敗事例:② 2番手の債権者が同意せず、失敗へ・・・

関係者の同意が得られなかった

5年前、中古マンションを購入。毎月の返済が厳しく、補填のため消費者金融に300万円を借金。当時勤めていた会社の社長A氏に立て替えてもらうが返済不能になり、裁判に。その後、A氏から競売の申し立てがありました。何とか任意売却できないでしょうか?

♦ご相談の経緯

1,800万円のマンションを購入された会社員のMさん。その後、生活費の補填のために消費者金融で300万円を借りました。その返済が滞り、勤め先の社長から自宅を担保にその300万円を借ります。

消費者金融分は返済できましたが、その後その会社を退職し、A氏への借金300万円も返済できずにいると、競売の申し立てをされてしまいました。住宅ローンとの二重苦で、お手上げの状態です。

【ご相談者様プロフィール】

■職業:無職
■年齢:46歳
■ご家族:妻と子供2人
■物件:マンション
■購入価額:1,800万円(築15年)
■残債:1,000万円
■毎月の返済:10万円
■査定額:1,000万円
■他の債務:300万円(前勤務先の社長に借金)

《課題》

Mさんのケースでは、住宅ローンの債権者(1番抵当権者)と消費者金融分を立て替えた前の勤め先の社長A氏(2番抵当権者)の2つの借入先があります。

1番手の債権者は任意売却することで満額とはいきませんが、ほぼ回収できそうですが、今回は競売の申立人であり、2番手の債権者(前勤務先社長)A氏の応諾の有無がカギとなります。

2番手の債権者(前勤務先社長)には、競売にかけたとしても1円も回収できない旨をお話し、ごく一部ですがハンコ代での同意をくださるよう説得する必要がありました。

※ハンコ代とは、任意売却の劣後債権者(後順位の債権者)に分配する抵当権抹消費用のことです。

1番手の債権者とは、順調に交渉が進み、売出し価格1,000万円で折り合いは付きましたが、A氏は300万の返済のうえ、今回の競売費用の負担もしています。とてもハンコ代程度での取り下げには応じそうにありません。そのため、取り下げ後の返済についても相談者が誠意ある態度で交渉に臨むことが必要でした、

《結果》1番手は任意売却を承諾するも、2番手が頑なに応じず失敗に・・・

相談者に同行して会ったA氏の回答は、常に頑なでした。「任意売却で数万円の回収をしたいわけではない。困っているのを見かねて貸した金を踏み倒したあげく、詫びの一言もないうえ、たとえ数千円でも払おうという姿勢もない。人の厚意をないがしろにして、家のローンは払っているという事実が我慢ならない。」とのこと。A氏の言い分はもっともです。何度も今後の支払いについて、相談者から誓約書を出したのですが、A氏が首を縦に振ることはありませんでした。

結果、競売の入札期間に突入してしまい、相談者は落札した新所有者から退去宣告を受け、夜逃げ同然に出ていかざるを得なかったようです。小学生のお子さんもいらしたので、私どもも心の痛む限りです。