[会社員の方] 収入が減り、住宅ローンが大きな負担になった


神奈川県平塚市
M・T様

職業:印刷会社勤務
年齢:39歳
家族:妻・子供
【マンション】
時価:1980万円
ローン残高:3300万円

ご相談の経緯

14年前、結婚を機に25歳で住宅を購入。
給料が年々順調に上がっていくことを前提に「ゆとりローン」を利用しました。
当時、私の勤める印刷会社の業績は順調で、私自身も若いなりに評価してもらっている自負があったので、まさかこの先給料が下がることがあるなんて考えてもみなかったのです。
ところが、住宅を購入して5年後、ちょうど返済額がこれまでの9万円から6万円アップして15万円になった頃から、会社の売り上げが落ちてきて、給料が上がらなくなりました。
それまでは3ヶ月もらえていたボーナスも、2ヶ月だったり1.5ヶ月だったり、ばらつきが出るようになりました。
この時点でかなり支払いが苦しかったのですが、子供たちのことを考えるとせっかく環境のいい住宅地を選んで買った戸建てを手放したくありませんでした。旅行やおいしものを我慢し、妻にもパートに出てもらってなんとか支払いを続けました。

しかし、10年目、これまで2%だった金利が4%になり、再び支払額がアップし16万5千円になりました。さらに2年後、もともとあまり丈夫でなかった妻が体調を崩して働けなくなりました。その上、サブプライムローンによる不況で私の給料はとうとう減額になりました。同僚も大量に退職したため、仕事は増えましたが、もちろん残業代など出ません。社長が精一杯がんばってくれているのでとても文句は言えませんでしたが、働いても働いても生活は苦しくなる一方、何のために生きているのかわからない日々が続きました。
今となっては、「家は財産になる」と信じて、手放すことを夢にも考えなかったことが問題だったのではないかと思います。
家は若いうちに買った方が後が楽と考えて決断したはずなのに、有利どころか高い金利と減らない元本、不動産価格の下落の三重苦。
3,800万円で購入した我が家が、今や1,980万円の値打ちしかないと知った時、もう家を持っていることが人生最大のお荷物と分かり、売却を決意しました。新築マンションの金利が2%を切っている時代に4%もの金利を払っている自分はなんなのだろう?12年も支払いを続けて、元本が300万円も減っていないのはどうしてだろう?考えれば考えるほどばかばかしくなりました。 ローンが残っている物件を売却する方法はないかと調べているときに、任意売却119番のサイトにたどり着きました。聞いたこともない会社で最初は不安でしたが、電話受付の方も担当してくださった田野尻さんもとても親切で、長年の心の重荷が降りました。

解決にあたって重視したポイント

  • 収入増が望めないので、家を処分した後にできるだけ借金を残したくない

競売になると、非常に安く、最悪の場合1,200万円ぐらいでしか売れないかも知れないと聞きました。
ローン残高が,3300万円あるので、それでは家を失ってもまだ2,000万円以上のも借金が残ってしまいます。月々16万5千円の支払いが厳しいのに、そんなお金が払えるわけがありません。
任意売却でも借金が残ることはわかっていましたが、相場とほとんど変わらない2,000万円近い価格で売れて、借金がずいぶん減りました。しかも、残った借金(残債)は、月々1万円づつ無理のない範囲で支払っていけるよう交渉できました。

  • 子供のことを考えると、狭くてもいいから戸建に引越したい

ローンが払えなくて引越をするのに贅沢はいえないと思っていましたが、私なりにこだわって選んだ環境のいい場所で育った子供たちに、できるだけのびのびとした環境を残してあげたいと思っていました。
家賃に無理をできない中でいろいろワガママな注文をつけてしまいましたが、担当さんが根気よく探してくださって、今の家を紹介してもらえました。

ご相談から解決までの流れ


田野尻が担当しました。 【相談員より】
T様は、さすが若くして結婚・家の購入に踏み切った方だけあって、先見性のあるご判断だったと思います。
任意売却の際、債権者との面談や購入希望者の内覧にも積極的に応じられ、友好的な流れで解決できたことはご本人の努力の賜物です。

T様のご感想 ~すべての手続きを終えられて~

私の実家近くの戸建を8万円で借りています。これでも楽とは言えませんが、なんとか支払ってはいけます。
通勤時間は2倍になりましたが、幸い残業もない昨今なので、支障はありません。
今は生活費を抑え、子供の教育費をしっかり用意しているところです。
夫婦で「老後資金は自力で」を合言葉に、妻も介護職のパートに出始めました。
任意売却は私主導で行いましたが、家族とも十分話し合っての決断でしたので、子供たちは最初、新しい学校・生活に戸惑ったようですが、今は友達もできました。
以前は叱ると「おなかが痛い。」とすぐ言う子だったのに、今はそんなことはなく、たくましくなったようです。